ボディフルネスとは

からだはこころの羅針盤!)

 

心が沈むとき、何をしても振り出しに戻ってしまうけど、

森に入ると、森にあふれるちからで癒され

今からまた何かをし始めるちからが湧いてくるのを感じます。

 

曇っていたからだの五感がひらき

 丸ごとのからだが、進むべき道を示してくれます。

 

また

 だれかが声をかけてくれたとき、その声があたたかく自分のからだに届いて

 からだが弾んでくることもあります。

 その弾んだからだはまた、まわりにその振動を伝え、新しいつながりを生んでいきます。

 

 わたしたちのからだには、誰にもそんな素敵なちからがあります。

 

 そんな賢いからだを、曇ったままにしないために

  暮らしを、からだをしっかり生かしたボディフルなものにしてみませんか?

 

 さっきまでの心や考えは何だったんだろう?・・・そんなからだの奇跡に出会えるでしょう!

 

 

神戸ボディフルネス研究所

        『からだから』

 

自分らしい力が発揮できずに苦しむ子たち

 そんな多くの子どもとその保護者の方々に出会ってきました。

 

私たちおとなもまた、同じテーマを持つものとして、

同行させてもらいながら、ただ共にそのテーマに向かうとき

試行錯誤しながら行き着くのは、何か特別な方法ではなく、

とてもシンプルな世界

 

それは難しいことではなく、自分たちが昔から普通に行ってきたことであり、

 それは人類がずっと昔からやってきたことです。

 

 一緒にあそんだり、目の前の手しごとをしたり、手をつないだり・・・

 とてもシンプルであたり前なことを、無心にやること・・・そこに真実がありました。

 

「からだ」で行い、「からだ」でまわりとつながっていく・・・一言で言うなら“ボディフルネス”

 アタマやことばを使いすぎて、あたり前がわからなくなってしまうとき、

 「からだ」を中心に据え、からだを目いっぱい感じ、使っていくと

  そこに求めていた答えが姿をあらわします。 

 

ひとりではなかなか気づけないことも、

 誰かと一緒なら、楽しく ありのままを見つめたり、

  発見をおもしろがれたり、見ようとしなかったステージが見えたりもします。

 

この研究所は、そんな「からだ」を中心とした生活を楽しむ『暮らしの研究所』であり、

  からだを羅針盤に、ともに様々なテーマに向かう『生き方研究所』でもあります。

 

 ここでは ①困ったことやテーマを聞かせてもらい作戦会議をする「教育相談」

 ②「からだ」を通して気づきや学びを深める「活動」のプログラムがあります。 

 そこには、

 ひとりひとり、みんな素敵な「からだ」が、そしてその「ちから」がある

 「からだ」が躍動すれば、どんどん「つながり」も生まれる という信頼があります。

  

 このホームページではその理念やいくつかのプログラムを紹介します。

ボディフルネス「あるく」

 毎日毎日歩いているときは、目的地に向かってセカセカ。目的地についたら、また新たな場所までセカセカ!

 

私達は、たえず「何かのために」と思い行動をし、それが達成されることが生きている実感だと思っていますが、そこに到着した時にはまた次の「何かのため」があって、どこまでいっても実感が持てません。

 

私たちの生は「何かのため」にあるのではなく、それ自体が目的であり、 

到着することではなくそこまでの一歩一歩の歩みこそが命そのものです。 

歩くときに、その歩く一歩一歩を味わうことができたら、「いま、ここ」に生きていると感じれたら、まわりの景色がまったく違って見えてきます。 

 緑がこんなにもきれいで、生き生きしていると思ったり、道端の花が次々と見つかったり・・・。

 

「こころ」(マインドフルネス)が大切だと暮らし以外の場で瞑想する方もいますが、

「今」自分が生きている、歩いている、食べているということをからだ全体でボディフルに体験すること以外に「こころ」をマインドフルにはできないのではないでしょうか?(^-^)